くそみたいな上司にさんざん文句言われた。
って言いたい。
でもくそじゃないし、相手はどう思っているか知らないけど私は自分のためになると思っていたから聞いていた。
でもやっぱり私はお金のためにバイトをしている。微々たるお金をかき集めて生活の糧にするために。こつこつ貯めるためて欲しいものを買うために。
バイトから得られるものなんで、お金とちんけな社会教育だけだ。
嫌いな人とどう付き合うか。
気に入らないやつとどう付き合うか。
さんざんやってきた。
今日のやつなんかまだいいほうだ。
納得できないところなんてたくさんある。
意味が分からないところなんてたくさんある。
それが人間だろ。
人間同士の相容れない部分なんだろ。
気が完璧に合うやつなんかいねえんだよ。
世の中なんて気が合わないやつばかりだ。
絶対なくならない上下関係にはもううんざりだ。
気が合わなさすぎる上司にはもううんざりだ。
日本の社会の形態に合わせられるのはもううんざりだ。
下の立場のものをバカにするやつにはもううんざりだ。
バイトはいつかやめてやる。
お前の方針についていけるか!って。
言われなくても分かる?
言われてもわかんねえよこのやろう。
それでさっさと死んでやる。
居心地の悪い世界にもおさらばだ。
ここまで言うと、申し訳なく思う。
私がここまで罵るほどひどい人ではないから。
不満、怒り、悲しみ、苦しみ。
はけ口がないから溜め込んでしまう。
平気そうなふりをして、心は死にそうになっている。
吐かないように苦労していた。
自分をよく見せたいから。
過度の喜びも出なくなっていった。
感情をあらわにすることは、私の中で恥だった。
大人になる。
それはまるで理想のロボットのように振る舞うこと。
私の中では、唯一自分と認めている自分を完璧に殺すこと。
鬱で急速に弱り、息も絶え絶えになっている自分を殺すと言うこと。
自我を殺すくらいなら体ごと殺した方がまし。
ただ、心を開くのを恐れているだけ。
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