高校時代の吹奏楽部員に会ってきた。
私が一番会いたかった人たちには会えなかった。
意味がなかったわけではなかった。
ただ、何も変わらなかった。
私と彼女たちの関係はよくはならない。
ただ、悪くはならなかった。
それだけで、私は行った意味があったと思う。
もう、私と彼女たちは分かりあえないんだろうなあと思った。
彼女たちは私の理想だった。
私の理想の「女の子」だった。
今もそうなんだろう。
でも、私は自分を貫くと決めた。
私は、理想の「女の子」とはかけはなれた存在だ。
そんな自分を「私」として認めたい。
理想にはなれない。
けど、これが自分の姿なんだと思う。
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