大学に入って本格的に鬱に苦しむようになりました。
今までも鬱状態はあったようですが、大学に入ってからのそれとは比べ物になりません。
しかしながら、生の実感を感じるようになりました。生々しい映像がダイレクトにはいるからかもしれませんが。
馬鹿みたいに今をただ呆然と生きていくのが理想でしたが、私には不可能のようです。
なにかを感じやすくて、感じる度に考えて、呆然と生きるなんて夢のまた夢。
休まないといけないという強迫観念のために今までなんとかやってきてましたが、休めなくなると全てが崩壊しそうです。
姉貴の美談、すなわち自慢は、私には到底叶いそうもありません。
私は鬱と付き合っていかないといけませんし、私に姉貴のような願望はありません。
こんな考え方は嫌なのですが、私が唯一姉貴に勝っていると思うところは音楽にかける情熱でしょう。
私は音楽に命をかけてます。あいつには、趣味に命をかけるなんて真似はできません。
別に優越感を感じるわけではありません。私は姉貴より劣ってます。
劣っていると分かっているからこそ、姉貴と同じ道を選ばなくてすむのかもしれません。
落ちこぼれには落ちこぼれの幸せってもんがあります。馬鹿には馬鹿の幸せがあります。
劣等感に苦しむときは、これを思い出します。
そろそろあれがほしいですね。口には言えませんけどね。
楽器はお金を稼いだらどうにでもなるのですが、こればかりは私には努力のしようがないですね。
まあ、いいですけど。
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