今日は補習でちょっと部活に遅れました。・・・週一でしか行かせてくれないそうです。だからしばらく補習はお預けです。
一年生がファゴットを使うようです。ここらへんの中学校はファゴットを持っているような学校はないに等しいので、ファゴットをやる子はほぼ全員初心者です。それなのに学校にはファゴットが一本しかないんですよ。継ぐことが出来ないじゃないかって思うんです。・・・でも一年生はがんばります。同じダブルリードである私も一緒に何とかしてファゴットの攻略をしました。
それで3年生が引退したのでホルンを片付けようとしたんです。上の棚に置くんですが、この前置いていたところは他の荷物が占領していて、他の場所はないかとあたりを見渡したら、どうもクラリネットが散乱しているらしい所があったんで、そこに置かせてもらおうと思いました。
もし私が元オーボエじゃなかったら、多分見つけなかったと思います。普通にクラリネットをどけるだけでよかったのに、私はなぜかオーボエ探しをしてしまったんです。
いや、実際にケースを開けたわけじゃないんです。オーボエとクラリネットのケースはほとんど同じなんですが、ちょっとした違いがあって、クラリネットのケースは大きいベルをしまうためちょっと膨らんでいるところがあるんですが、オーボエはベルが小さいため平坦なケースなんです。
それで散乱したクラリネットを探っていたら、平坦なケースを見つけました。さっきみたいなことは書きましたが、私だって見分ける自信なんかないんで恐る恐る開けました。
・・・そこにはカビだらけのオーボエがありました。・・・世紀の大発見です。でも使えるかどうか分かりません。とりあえずそのオーボエを救出してホルンをしまうだけしまいました。
そしてオーボエの状態観察。私だけでは対処できないので、現オーボエ奏者の私の後輩を連れてきて一緒に診ることにしました。
・・・音はなりました。・・・でもカビだらけなんで直るのでしょうか。とりあえず先生に見せることにしました。
それで先生に見せたら、・・・・・・かなり喜んでました。私の学校はファゴットと同様にオーボエも一本しかなかったんです。後輩に継ぐ事が出来ませんね。それで困ってたんですがこれで何とかなるそうです。
でも先生も知らなかったんですからオーボエは本当にクラリネットに紛れ込むのが得意みたいですね。
カビは直るらしいです。でも修理には時間がかかるようで。私も結構楽しみです。先生は引退した3年生を引き戻せると喜んでいました。
2年ぶりにオーボエ吹いたし、後輩に借りたリードも吹きにくいらしく、ほとんど音が出ませんでした。・・・最近練習サボってたからなあ。
というわけで脅威の発掘劇でした。・・・私じゃなかったら見つからなかったかもしれません。
メーカー名はlarilee(ラリリー)です。アメリカのメーカーらしいのですが詳しいことは分かりません。誰か知っていたら教えてください。
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初めまして。
「旅人」と申します。
クラとオーボエのケースはよく似ていますね...。
僕は大きさとケースカバーで判断しています。
オーボエは結構デリケートな物だと思っていたのですが、カビが生えても音がでるんですね...。
「ラリリー」は、聞いたことがありません......。