今日は恐ろしいくらいすごい事実を見つけてしまいました。これは、今日やったのが自由曲候補(セレブレイション)ですごく死にそうだった事よりも、先輩がいないのでそのファーストを1人で吹かなければいけなかった事よりも、1人でファーストを吹いたのでホルンパートをボロボロにしたことよりも、なんだか楽に高い音を出すコツを見つけたことよりも、昼休みに古文の宿題が終わったことよりもすごいことです。
私はセレブレイションのフルスコア(すべてのパートの楽譜が載っているもの)を見たんです。最近オーボエがなつかしいんですよ。それでホルンでオーボエが吹いているソロを吹こうとしたんですが、音が分からなかったんですよ。それで見たんですが、奇妙なことに気が付きました。
スコアには、セカンドがイングリシュホルンに持ち替えて吹くって書いてあったんですね。あれ、おかしいなあって思ったんですよ。だって合奏ではオーボエで吹いてるんですよ。それなのに楽譜にはイングリッシュホルンって書いてあるんですよ。え、楽譜間違っている?って思いました。
で、CDのソロの部分を頑張って思い出してたんですよ。確かオーボエではないけどサックスでもない、ソプラノサックスの音かなって思ってたのを思い出しまして、私の頭の中で1つの事実が浮かんできました。
これはイングリッシュのソロだということです。
イングリッシュホルンはオーボエを長く(大きく?)したものだと思ってくれたらいいです。
これはものすごく大問題です。まず音色が違います。音色はまあ仕方がないのでこれはオーボエでも代用できます。問題は
イングリッシュホルンとオーボエでは音が違うということです。オーボエはC管ですが、イングリッシュホルンはF管です(分かる人は分かるが分からない人には分からない)。同じ楽譜を吹いても違う音になるんです。
一番いい対処法は、イングリッシュホルンで吹くことなんですが、
私の学校にイングリッシュホルンはありません。イングリッシュホルンのある学校は本当に少ししかないと中学校の先生に聞きました。
オーボエで吹くという手もあるのですが、その場合はC管の楽譜に書き換えないといけません。でもこのソロの場合は、オーボエのC管に書き換えるとオーボエでは吹けなくなるんです。オーボエの音域から外れるんです。
そして、私が中学校時代に使った方法があります。ソプラノサックスとトランペットにミュートをつけたやつ(テナーサックスを入れるとなおよい)で吹くという方法です。これでイングリッシュホルンの音色に近くなるらしいです。ちょっと下手だったので私の耳にはそう聞こえてこなかったのですが。これが一番何とかなる方法だと思います。
今の場合は
イングリッシュホルンの楽譜をそのままオーボエで吹いているから問題なんです。どうにかしてオーボエで吹く以外の対処をしないと
音が違うので伴奏と合わないという状態になります。
私が今まで気付かなかったのは、この部分が不協和音なので分かりにくかったんです。
元オーボエの人間としては、間違ったまま吹く(しかも気付かずに)という行為は許せません。明日先生にどうするか聞いてきます。
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