本当は私の性別が男か女かということを性同一性障害から検証しようと思っていましたが、ある友達の一言でそれを大きく変えざるを得なくなりました。
高校時代、私は自分が女であると言う自覚をまったく持たずに生きていました。私のクラスは変人クラスという認識が一般的で、私自らも変人であるとずっと思っていました。
しかしながら、大学に入り、大学の友達に君は普通の女の子だと言われました。・・・今までの経歴から言ってそんなことは自分では考えられないんです。
女だと言う自覚を持てず、自らが変人だということを疑わずに生きてきた私にとって、私が普通の女の子だと言われるのは少しつらいものがあります。今の自分は到底女だとは思えないし、普通というのは個性がないという感じにとらえてしまうからです。
それを言ったら、普通なんて相対的なもので個人が勝手に決められるようなものではないと言われました。すなわち普通の定義なんか存在しないということです。
人には個性があります。だからこそ1人の個人が認識できるわけです。
私を認識する時に、女かどうか怪しい変人ではなく、普通の女の子として認識していたと言うだけのことです。
人の見方は人それぞれなんですね。世界が広がった感じです。
でもまだつらい、まだ女だと思われたくない。普通と言われると私の個性を否定された気分になる。
今日もまた眠れない。
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