朝はトイックのテストでした。できは…言うまでもありません。
友達と昼ごはんを食べ、友達は帰り、私はやることがなかったので本命の交響楽団のところまで行ってきました。
しかし(予想はしてましたが)、午後からもトイックのテストがあり、練習していなかったので、それなりに困りました。そこをたまたま通りかかった先輩が、私をつれて交響楽団の隣の部屋に一緒に入りました。
邦楽部だそうです。
結構まじめにやっている感じの部活でした。同じ学部の先輩に授業のこととかを教えてもらいました。
楽器は三味線(サンゲンと言ってました)と琴と尺八が主で、他にもあるそうです。例によって(笛マニア)尺八に興味を持ち、尺八を吹かせてもらいました。息をいれるポイントがフルートより狭く、結構難しいと思いました。こういった楽器は音が出るまでに時間がかかるものなんですが。
それで、同じ学部の(女の)先輩に教えてもらってたんですが、それまで他の新入生と楽しいことを話していた男の先輩が私のところにやって来ました。私の尺八の音を聞いていたらしく(ほとんど音じゃない)、なんかすごいことを話してくれました。他の子にはふざけた感じなのに、私には結構真面目な話ををしてきました。どうも尺八の音を聞いて気が合いそうだと思ったそうです。音を聞いて性格とかが分かるという話は聞いたことがあったのですが、実際にそういうことが分かるそうです。本当に気が合いました。なんだか高校のときの部長だった先輩を思い出します。その男の先輩と二人っきりで尺八をずっとやってました。
話していくうちに考えが違うところもあったんですが、私の考えを理解してくれるし、向こうの考えも納得できました。多分人の意見をちゃんと聞いてくれる人です。
こんなに気があったのは初めてです。違う部活の人になると思うので会えるかどうか分かりませんが、また会いたいです。
凄いのは考えもそうなのですが、それを初対面の人に話すという度胸ですね。これは私にはまねできません。話す人を選んだとは言いますが、それでも受け入れられない人だっているのに…。すごい人です。
自分の考えをもって人にそれを伝えることができる。当たり前でなかなかできません。これをする先輩はすごい人だと思います。もっと評価されてもいいのに変な人扱いをされていたので残念です。本当にすごい人は評価されないものです。だから先輩も話す人を選んでいるのでしょう。
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